最近、よく考えていることがあります。
それは
「仕事の成果の9割は、
コミュニケーション能力からもたらされる」
と言っていいのでは、ということ。
そもそも、
「仕事の能力を高めよう!」
と思うなら、
誰かから教えを請い、学ぶ必要がありますが、
そのときにどうしても必要になってくるのが、
「教えてくれる人から好かれ、評価され、親身になって
知識、ノウハウ、センスを伝達してもらえる力」
だったりするわけです。
つまり、対人関係を良好に構築する力は、
仕事に関わる能力を全般的に伸ばすために、
必須の力であるのです。
この力があればこそ、
「側においてもらう」
ことができたり、さらには
「秘中の秘」
まで教わることもできるようになるのでは
ないでしょうか。
反対に、
然るべき人から、
いろいろなことを教わりたい!
といくら強く願っても、
好かれない、嫌われる、
甚だしきは、憎まれる(汗)
といったように、
コミュニケーション能力に難があれば、
「被・教授力(=教わる力)」
の根幹に弱点があるわけだから、
これはと思った人の側に近づけてもらうことも
難しければ、
ましてや
「秘中の秘」
など教わることはできません。
こうして考えると、
専門性を高める努力も大切ですが、
それよりも何よりも、
「まずコミュニケーション能力を!」
と思うのは、あながち間違いではないと思われます。
やっぱり
「仕事の成果の9割は、
コミュニケーション能力からもたらされる」
のです。
コミュニケーションスキルと一言に言っても
漠然としているかもしれませんが、具体的には
・話題を合わせられること
・傾聴のスキル
・プレゼンテーションスキル
・ユーモアのセンス
だという風に考えます。
また、愛嬌があるということも、そのひとつと言う風に
考えられます。
それぞれのうち、どれかひとつが出来ていれば良いというわけでもなく
すべての要素が関わってくるので
奥が深く、なかなか一朝一夕では身に付かないものです。
優秀=成功であるなら、たとえば松下幸之助のような
学歴を超越した成功者が生まれることもないでしょう。
コミュニケーションスキルは、学歴を超越するのですね。
因みに私がこのスキルを磨くために心掛けていることは、
とにかく1件でも多く営業に回り(もしくは初めての人に会い)、
まずは30秒で「自分が何者か」を伝え、その後は徹底的に相手の話を聴く、
これをほぼ毎日行うことです。
その成果は?? 私と会ったみて判断して下さい(笑)!
*今回の内容は、鮒谷周史さんのメールマガジン「平成進化論」から引用させて頂いてます。